2011年2月16日
営業さん、気を付けて今日もいってらっしゃい!
と、車はさわやかに出発…ちょっと待ってください、あなたの車、 自家用車となんらかわらないんじゃないですか?
車両の看板ともいえるカーマーキングは非常に費用対効果が大きく、 宣伝以外のプラスの影響も期待できます。自社営業車にロゴマークや営業内容、 カラーリングなどのマーキングを施してアド営業車にすれば個別宣伝費用をかけ ずに自社PR効果が期待できるのです!
そのほか、社用車に乗車する営業社員さんのさぼり(?)防止やマナーアップの 効果も期待できます。
車に限らず、最近は路線バス、電車を媒体にして車体利用の企業PRが盛んです。 また、トラックの荷台部分を大型電照サインにしてアーティストの写真を光らせ 宣伝カーにしている例も都内繁華街でよく見かけます。(アドトラックと言いま す。)
トラフィックを考え同じルートを何度も周ります。関係ない人にとっては、都心 の狭い道路を大型のトラックで何度も周回し迷惑している話も聞きますが、 宣伝効果が大きく、広告代理店の強力な媒体になっているようです。
でも、やりすぎはどうしょうか?出会い系サイトを宣伝するアドトラックはそう いった派手なサインに加えてスピーカーで大音量を出して、通りの人に訴求しま すが、かなりうるさい印象ですですね。法律に抵触するか?調べたところ、選挙 カーや右翼団体の車と同じ街宣車としての扱いになるようで、特に取り締まる決 まった条例はありません。
街宣車は税制上優遇され、ほとんど課税されない特種用途自動車(いわゆる8ナ ンバー、放送宣伝車)として登録を受けていることが多く、不正登録も2000年代 以降急増しました。
自社営業車を街宣車に!?それはやりすぎですが、効果あるカーマーキングはやらねば もったいないですね。是非、ご検討ください。
高橋 崇之(takahashi takayuki)
« 前 「注目のアートエリアは今、だんぜん東京の東側です」を読む
-->